本日、平成27年第1回定例会が閉会しました。
最終日の本日、平成27年度一般会計予算他、特別会計予算、企業会計予算について、全て可決されましたことを報告します。
また、追加議案では、「枚方市子どもの医療費の助成に関する条例の一部改正について」が可決されました。
子ども医療費助成は昨年10月に、通院についてそれまでの小学校就学前から小学校3年生まで拡大しましたが、今回あらたに、国の交付金を活用することで、通院・入院ともに中学校3年生まで一気に拡大することとなりました。(今年の12月から助成拡大されます)
枚方市ほどの大きな規模の自治体が、この子ども医療費助成を拡大するには、財政負担も大きく、本市でもこれまで段階的にしか、拡大してきませんでした。
今回、国の平成26年度補正予算で創設された「地域住民生活等緊急支援のための交付金(地方創生先行型)を、枚方市の子ども医療費助成拡大のための財源にあてることで実現できたものです!
また、「平成26年度大阪府枚方市一般会計補正予算」の議案も可決され、このなかで「プレミアム付商品券」を枚方市でも実施することが決まりました。
この議案については、私も質問をして、この事業の内容を確認させてもらいました。
枚方市が実施するプレミアム付商品券は、500円券が12枚綴られた額面6千円の商品券を、5千円で販売することになり、千円分のお得(プレミアム率20%)となります。
実施期間は平成27年8月から10月の3ヶ月間、市民はもちろんのこと市外の方も利用できる商品券です。
大阪府下のほとんどの自治体もこのプレミアム付商品券を実施する予定であり、プレミアム率、実施期間もおおむね同じような状況とのことです。
こうなると、他市との競争ともいえます。
市外の方にも、枚方市の商品券を使ってもらえば、消費喚起の効果はさらに大きくなります。
他市のものよりもお得感があり、かつ使い良い商品券となるよう、枚方市独自の工夫をしてもらいたいと意見させていただきました。
ちなみに、このプレミアム商品券もまた、国の補正予算で創設された交付金を活用して実施する事業です。(全額、国費で実施します)
財源のあてもないままに「あれをやれ!これをやれ!」と言うだけは簡単であり、ある意味無責任とも言えます。
今後も、わが党の強みである、国会議員と地方議員のネットワーク力を駆使して、財源の確保も含め着実に、必要な政策の実現を目指してまいります!