新市長による所信表明に対して、10月27・28日の両日、市議会各会派の代表質問が行われ、トップバッターとして我が会派を代表し有山議員が質問をしました。
質問項目は数々ありましたが、その中のひとつ
質問要旨
市長は、人が集まるまちづくりの重点施策に「枚方市駅周辺再整備」を挙げており、今後、よりスピード感が求められる。
市民にこれまで以上にわかりやすく、今後の(再整備の)方向性を示すべきではないか。
市長答弁
枚方市駅周辺再整備では対象エリアを5つの街区に分けて検討しているが、市民会館・市庁舎エリアや官公庁団地エリアなどは公有財産が多い。
こうした公的ストックの最適な利活用を念頭に置き、枚方市駅周辺のイメージ鳥瞰図を作成するなど、市民にわかりやすい形で方向性を示していく。
この答弁で言及された市駅周辺イメージ図作成に関係して、今後、私が所属する建設常任委員会でも、議論することになります。
市長の所信表明では、子育て環境の充実として、第2子以降の保育料無料化・医療費助成の拡大・中学校給食の全員喫食などについて言及がありましたが、実現するために必要な、新たな経費が以下のようであることを代表質問のなかで確認しました。
第2子以降の保育料の無料化 →年間約4.9億円
医療費助成拡大(高校3年まで)→年間約2億円
中学校給食の全員喫食 →運営経費で年間約3億円
共同調理場整備約18億円(用地取得除く施設整備のみ)
なお、こども医療費助成は平成27年12月より中学校3年生までの拡大が、中学校給食は平成28年4月から選択方式でスタートすることが、前市長時代に決定した既定路線となっています。
それをなお上回る事業を推進したいという新市長の意向、ということなので、新たな財源確保も含め、今後どのようにすすめていくのか、注視が必要です。